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もうすぐ節分

2021-01-29
自分のやっつけたい鬼
2月2日は節分。

節分が2月2日になるのは、明治30年2月2日以来124年ぶりのこと!!

子どもの視野は、まだまだとても限られています。(だから目の前やすぐ近くにあるものに気づかなくて転んだりするんですね)
さらに密にならないように、工夫しながら、豆まきに向けて各学年での保育が行われています。

今日はそんな最近の幼稚園の話題。
年長組では、「自分のやっつけたい鬼」を考えてみるところから節分の話題が始まりました。

お野菜食べたくない鬼
おはなし聞かない鬼
言わない鬼(困っている時とかわからないことがある時・・・)
出しっぱなし鬼

年長児なりに、自分の心の中にいる「やっつけたい鬼」を考えていました。
自分の「やっつけたい気持ち」も込めながら、大きな鬼を何日もかけて作ってきました。

ちょうどいい大きさを考えて、ガイドの線を書いたり、切ったり貼ったり。
なかなか難しいことです。大きすぎたり、小さくなりすぎちゃったり、、、

鬼の角も自分で書いて、切ったり模様をつけて貼りました。

手足のポーズも、自分の体を動かして「こんなポーズにしようかな」
友達と一緒に、笑いがおきながら楽しく作っていました。
数日にわたって作っているので、乾燥棚で乾かします。

こんななにげない場面も、発想のやわらかな子どもたちには、とっても楽しい遊びになっちゃいます。

「鬼ホテルへどうぞ~」

乾燥棚の1段ずつがベッドになっているんですって!
「いらっしゃいませ~」
いろんな色や模様の鬼たちがいますね。

もう少しで完成!
年中組は、節分のお話を先生から聞いたり、何があったらいいかな?とアイディアを出したりしました。

「豆があったらいいよ!!」
「豆、つくらなきゃ!!」

ちょうど栄養士さんとの食育で、味噌作りをした年中組。
味噌の仕込みで見た大豆を思い出して、
「茶色い紙」を幼稚園中から探しだしました。

「じっけん!!」と張り切って、見つけた紙が豆になりそうか、ためしてみました。

「段ボールがいいんじゃない!?」と言っていたお友達。ちょっと豆っぽくなったけれど、ちぎるのがかたかった、、、。
「新聞紙がいいよ、いっぱいあるし!!」
「いいね~」と張り切っていたお友達も。

ちぎるのもやわらかくていい感じ!
ところが、豆っぽい色にならないことが気になり、、、。
実験してみた結果、茶色い薄手の紙が

「豆みたい!!」ということになりました。

指先に力を入れて、紙を丸めます。たくさん作ることを楽しむうちに、手先を使いましたね。
せっせと紙をちぎったり丸めたりして、鬼の形に作った豆入れいっぱいにしていました。
豆を作ったら、「鬼もいるよ!」との声が。

「鬼の髪の毛は何色にする?」
「おなかは?」
お友達と相談する力が育ってきたなと感じました。
鬼を作っているうちに、
「子どもの鬼もほしい!」ということになり、、、先生が大きな紙を用意してくれました。今度は子どもの鬼を作るんだそうです。



年長組や年中組の姿を見ながら、年少組もだんだん節分が近づいてきたことを感じていきます。
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