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年長組のおおきな自分の絵!!

2021-02-22
1週間かけてちょっとずつちょっとずつ・・・
もうすぐ小学生だから!!と、
最近では縄跳びやドッジボールなどにはりきっている年長組。

自分たちの園生活や行事を、自分たちで準備したり楽しみにしたりしてすごしています。

みんな背も大きくなったから、「自分とおんなじ大きさの絵を描いてみようよ!!」
という提案を先生からしました。
コロナ禍での保育では、製作活動など、数人で集まって行う活動においても、例年とは異なるこまかな工夫をしてきました。

まずは、自分のポーズを決めて、全身の形をとりました。

「型をとる」といっても、いきなりはできません。
この製作をするまでに、少しずつ必要な経験を積み重ねてきました。

たとえば、節分の鬼を作る時には、「体のどこが曲がるとポーズができるかな?」クラスであらためて考えてみたり。

ほかの製作の中で、手の形をなぞってみて、「型をとるってどういうことなのか?」を経験したり。
全身画の活動までに、実は保育者の長期的な見通し(計画)がありました。


さて、お友達同士で、おたがいの型をとります。
くすぐったくておもわず笑っちゃう!!
でも動くのはガマン!!

ホールいっぱいに広げられた大きな画用紙も嬉しい年長組でした。
お友達が書いてくれた線を、今度はきれいな線に書き直していきます。
「よし!きれいに書けた!」と思っても、まだまだあった・・・。
みんな集中しながら、がんばりました。

1日目・・・みんなも、そして先生も!たいへんだったね!!
「大事な自分の全身画」
これまでも数日かけて少しずつ製作することはありましたが、今回は何日もかけて少しずつ進めます。


鉛筆で自分のポーズの型をとった翌日、今度はきれいにサインペンでなぞります。
集中しないと、線が曲がったりはみ出したりしてしまいます。
大きな紙なので、線をなぞるのも一苦労。
「大きな紙のどこにいくと書きやすいかな?」
その都度移動しながら、なぞっていきました。大人からすればとくに気にも留めないような、こんなことも、年長組にとっては、「けっこう気を付けなきゃいけない」ことなんですね。

まだまだ2日目!!がんばるぞ!!
いよいよ絵の具を塗っていきますが、隣り合うところを塗ってにじまないように・・・

3日目は、顔や手を着色。

乾かして、4日目には、洋服などの色をぬっていきます。
これまでより大きな面積を塗りました。

絵の具を塗っても塗っても・・・
「まだ塗るところがある~!!」
大きな面積を塗っていくのがたいへんだった年長組。
もうひとつたいへんだったのが、「同じ色をまた作る」こと!!

水を足しすぎて、「なんかうすくなっちゃった・・・」

むらさき色の服にしたいんだけど、「さっきの色と違うむらさきになっちゃった・・・」
ホールで距離をとりながら、製作を毎日こつこつと積み重ねました。

「今日はスカートの色、塗るんだよね!」
昨日までのことを思い出し、見通しを持ってすごすお友達が多く、成長を感じました。
さあ、5日目!!昨日塗った洋服の絵の具も乾いて、今日は別の部分の着色です。
ズボンを塗る子もいれば、洋服の模様やボタン、ベルトなど、こまかい部分まで描きこむ子もいました。
ようやく完成しました!!

お友達も!!先生も!!がんばったので、達成感!!
自分の全身画とおんなじポーズをしてみました。この写真を大きく貼り出したら、みんな満足そうに写真をみておしゃべりがはずんでいました。
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